福岡市東区で落雷が原因でシャッターが故障「調査から対処法を解説」
福岡市東区で落雷が原因でシャッターが故障「調査から対処法を解説」
先日、福岡市東区にお住まいのお客様から、「自宅の電動シャッターが落雷後に動かなくなった」という緊急のご相談をいただきました。激しい雷雨の後、リモコンやスイッチを押しても全く反応しなくなったとのことです。
落雷によるシャッター故障は、特殊なケースであり、迅速かつ適切な対処が必要です。現地調査の結果と、その際の対処法について解説します。
1. お客様の状況と現地調査の結果
現地に急行しシャッターを調査しましたが、外から見てスラット(羽根)やシャッターボックスに目視で確認できるような物理的な破損はありませんでした。
しかし、リモコンや壁のスイッチ、ブレーカーを確認しても、シャッターは全く動作しません。
調査の結果、この動作不良は落雷による「雷サージ」が原因である可能性が極めて高いと判断しました。
モーターや制御基板といった電気系統に過電流が流れ込み、内部で破損を起こしている状態と考えられます。
2. 落雷でシャッターが故障するの?雷サージのメカニズム
「シャッターに雷が直撃したわけではないのに、なぜ故障するの?」と疑問に思われる方も多いでしょう。
シャッター故障の主な原因は、雷サージという現象です。
雷サージとは?
雷サージとは、落雷時に発生する瞬間的な高電圧・大電流のことです。
雷が近くの電線やアンテナ、地面に落ちると、その過剰な電気が配線やアース線を通じて建物内に侵入します。
この過電流が、シャッターのモーターやその動作を制御する制御盤(電子基板)といった精密機器に流れ込むと、内部の回路が焼き切れて故障してしまいます。
これが落雷によるシャッター故障のメカニズムです。
3. シャッターが落雷で動かなくなった際の対処方法は?(最優先事項)
もしご自宅の電動シャッターが落雷後に動かなくなったら、以下の手順で冷静に対処してください。
① 安全確保と電源確認
むやみにシャッター本体を触らず、まずはシャッター専用のブレーカーが落ちていないかを確認してください。
ブレーカーが落ちていれば上げ直して試しても良いですが、すぐにまた落ちる場合は感電や火災の危険があるため、それ以上は操作しないでください。
② 火災保険会社への連絡(最重要)
落雷による故障は、多くの場合、ご加入の火災保険(風災・ひょう災・雪災特約など)が適用されます。
修理業者に連絡する前に、必ず保険会社に連絡し、落雷による被害があったことを伝えてください。
保険の適用には、業者による被害認定や見積もりが必要になります。
③ 専門業者への依頼
安全が確保できたら、速やかにシャッターの専門業者である当社にご相談ください。落雷による電気系統の損傷は専門知識が必要です。勝手に修理を試みると、さらに被害を拡大させる恐れがあります。
4. モーター・制御盤の交換で直る?修理と交換の判断基準
落雷による電動シャッターの故障は、電気系統の致命的な損傷であるケースがほとんどです。
✅基本的には交換が必要
雷サージによる被害は、モーター内部のコイルや制御基板全体が焼損していることが多く、部分的な修理は困難です。そのため、基本的にはモーターと制御盤(または受信機)の一式交換が必要となります。
✅修理費が高額になる可能性
電気系統の部品は高価であるため、修理費用は高額になる傾向があります。しかし、前述のとおり火災保険が適用される可能性が高いため、自己負担額を抑えられることが多いです。
当社では、落雷による被害状況を正確に診断し、保険会社に提出するための見積もりや写真撮影など、必要なサポートを丁寧に行いますのでご安心ください。
まとめ
落雷被害は火災保険の適用を前提に迅速に対応を
落雷による電動シャッターの故障は、突然のことで戸惑われると思いますが、多くの場合、火災保険で対応可能です。まずは冷静に保険会社へ連絡し、その後すぐに専門業者へご相談ください。
福岡市東区で落雷によるシャッターの動作不良、破損でお困りの際は、迅速な現地調査と修理、そして保険申請のサポートまで一貫して対応できる当社にお任せください。
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