福岡市シャッター修理・取り付け工事|工場や大型倉庫の“巻き上げ式シャッター”に多いトラブルとは?
福岡市シャッター修理・取り付け工事|工場や大型倉庫の“巻き上げ式シャッター”に多いトラブルとは?
業務停止を防ぐためのメンテナンスと予兆チェック
「朝一で搬入トラックが来てるのに、シャッターが開かない…」
「大雨のあとから動きが重くなった気がする」
「モーターの音がいつもよりうるさいけど、原因が分からない」
そんなトラブル、工場・倉庫・物流施設の現場で“あるある”ではないでしょうか。
今回は、大型物件に多い“巻き上げ式シャッター”に起こりやすいトラブルの特徴と対策について、プロの視点から解説します!
巻き上げ式シャッターってどんな構造?
巻き上げ式(オーバースライダー型)シャッターとは、
スラット(板)を上部に設置されたシャフトで巻き取りながら開閉するタイプのこと。
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工場の大型出入口
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フォークリフトが頻繁に出入りする倉庫
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高さのある間口に対応した防風・防犯シャッター
に多く採用されており、手動式よりも構造が複雑かつ高負荷対応型です。
⚠ よくある巻き上げ式シャッターのトラブルと症状
トラブル内容 | 主な原因 |
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開閉が異常に遅い/重い | モーター不調、グリス劣化、軸の摩耗 |
巻き上げ中に「ガリガリ」異音 | スラットの歪み、異物混入、軸のズレ |
開けたときに傾いて止まる | シャフトやレールのバランス崩れ |
シャッターが戻ってしまう/止まらない | スプリングの破損、ブレーキ系統の故障 |
動作途中で止まる、勝手に逆転する | 制御盤エラー、センサー誤作動 |
スラット同士の隙間が目立つ | スラット損傷 or 組み合わせ不良 |
✅一見“動いているように見える”場合でも、内部では重大な摩耗・ズレが進行していることもあります。
巻き上げ式シャッターが壊れやすい理由
1. 使用頻度が高い
1日何十回も開閉される環境では、スラット・軸・モーターにかかる負荷が圧倒的に大きい。
2. 屋外設置で風雨・粉塵にさらされる
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台風・大雨 → レールへの浸水
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工場内の粉塵 → モーターや制御盤の目詰まり
これにより、レール内の摩耗・潤滑不良・錆びの進行が早まります。
3. メンテナンス頻度が低い
「使えるから大丈夫」とノーメンテで10年以上使い続けた結果、突然止まる…という事例が多発。
対策:これだけはやっておきたい、3つのメンテナンス
① シャフト&スラットの定期注油(グリスアップ)
→ 年2回、潤滑剤で摩擦・摩耗を軽減するだけで故障リスクが大幅減。
② スラット・レールの清掃
→ ゴミ・石・サビ片を除去して、スムーズな巻き取りを確保。
→ 低コスト・短時間でできる“最強の予防”。
③ 年1回のプロ点検(安全装置・制御盤・バランスチェック)
→ 異音やブレーキ遅延の“予兆”をプロが早期発見。
→ モーター交換の目安も診断可能。
放置リスク:壊れると業務に直撃します
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出荷トラックが入れない → 業務遅延
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開けたまま閉まらない → 防犯・雨風対策が不能に
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強風時に破損 → 周囲への被害リスク(保険対応も必要に)
✅特に“中途半端に動く状態”こそ要注意。
「そのうち完全に止まる」前に、ぜひ点検を!
まとめ:「動くうちに点検」=業務を止めない最善策
巻き上げ式シャッターは大きく、重く、重要。
だからこそ、止まったときのダメージも大きい。
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少し音が気になる
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動きが鈍くなった気がする
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古くなってきたけど、使えてるから大丈夫?
そう思ったそのタイミングが、点検のベストタイミングです。
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